2023-08-01(Tue)
ルール遵守。命にかかわる事です。
近頃、結構深刻なトラブルが続いているレーシングカート。
レギュレーションが変わり、どんどん低年齢化しているのが大きな原因の一つと僕は思います。
※日本だけは独自の年齢制限でやっている。
子供の場合は、体格は年齢では分けられない程、個々により体格も異なります。
コータローは6年生で、身長152センチ、体重50キロ・・・と成人女性と同じくらいの体格はある上、空手で鍛えている事もあり、筋力もかなりのもの。
カートは普通の車と違い、曲げる、止める・・・には相応の筋力と重量が必要になります。
120キロ程度の速度からのブレーキング、荷重移動ですのでGは相当のものです。
ドライバーの重量が50キロでも足りない位です。
僕がステップアップの基準としているのが、乗っているクラスがウエイトオーバーしてしまった・・・・しっかり抑え込んで乗れている等と言う、走行時のドライビングの状態・・・体格体力重視を基準としております。
大切な子供に無理な背伸びは絶対にさせられないですからね。
現に、現在乗っている大人用のマシンでも、疲れたとかは一切なく、大人のレーサーと走っても無尽蔵なスタミナ。
18周のレースでも息も切らさずに帰ってきます。
当然、パニックブレーキでも、有事のトラブルの際は回避する技術、抑え込む力も備わっており、練習でもレースでも一緒に走る他のマシンの動きを良く見ております。
とにかく接触=ケガ・・・下手すれば命に関わる競技ですので特にその辺りのルール遵守は守ってます。
ここの所、練習でも危険が沢山ありますので、バトル練習なども気心知れたレーサーとしかしませんし、台数が多い時などは「マジで危ない(悲)」・・・と何度もピットスルーしてコースインする場面も増えました。
レース前日もセットを確認する位しか練習は出来ず。
どんなに気を付けていても巻き込まれる場合もありますので。
ドライならば路面はグリップしますし、ある意味スピードに慣れてしまえば誰でも走れますが、寒い時とか雨とかの場合は如実に危険度は増します。
ドライで判断するのは非常に怖いです。
ウエットで思う方向にしっかりマシンをコントロールできているか・・・が大切。
雨のコータローですので、雨は得意中の得意ですが、最近は台数が多い場合は雨の練習しません(悲)
ジュニアドライバーの一人の親でしかないですので、僕が言っても・・・・とは思いますが、レギュレーションを決める人達には、年齢ではなく身長体重で乗れるクラスを決めた方が良いのでは???と言いたい。
子供の命に関わる事ですし、最悪の事態がカート業界で起きてしまうと、下手すれば子供はカートに乗れない・・・とかになる場合もある。
スポーツですのでリスクは必ずある。
しかし、お互いがルールを守れる、ルール遵守を遂行する為、マシンをコントロール出来る技術が備わっている者同士であれば大事にはならない事がほとんどです。
本来はそれが出来なければ乗ってはいけないのですがね。。。
安全。
その辺りをもう一度見直す必要がありますね。
心配です(悲)
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