2009-02-12(Thu)
昨日のTVの特集で感じた事。「障害者雇用」について。
昨日、テレビで「障害者雇用」・・・に付いて報道しておりました。
現在、障害者の方々を、自立支援する・・・という行政の流れがあるわけなんですが、施設のあり方と、取り組みに非常に大きなギャップがある・・・との事です。
実際に、僕は知的障害者更生施設に10年間勤め、措置制度から支援費制度に変わり、退職する頃には現在の「グランドデザイン案」・・・に移行しつつあるときでした。
施設にいる時は、障害の重い方から、軽い方まで様々でしたが、自立と言うことに関して、あまり取り組みはなかったのでは・・・・と思います。
テレビでは、施設と就労先の間の「就労訓練施設」の特集だったのですが、その施設で就労訓練をし(青果市場等)、何年間かの就労訓練を経て、企業に就職する・・・という形でした。
何名か、就職を実現している・・・との事。
当店では現在、木下さんという、1名の軽度の障害がある方を雇用しております。
僕と奥さん、そして木下さんで運営しているわけなんですが、既に就職して1年半が経とうとしております。
夫婦共に施設の勤務経験があるとはいえ、自営業で、しかもこんな不況(悲)
正直、木下さんにしっかりしたサポートが出来ているのか・・・?と言えば、野生で生きるのに精一杯で、専門的なサポートは出来てはいないと思います。
しかしながら、お客様に良い車両を販売する為の商売で、それ以外には目的は無く、とにかく販売しなくてはならない、とにかく綺麗にしなくてはならない、とにかく失敗は許されない・・・状況で1年半やって参りましたが、そこには「甘え」や「特別扱い」は皆無です。
特に最初は、「働く」・・・という基本的な事ですら、理解できていなかった・・・・状態で、サボってしまったり、すぐそこかしこが痛くなったり・・・・。
そして1年半経ちました。
仕事ですから、厳しい事も沢山言わなくてはなりません。
能力がないんだから仕方がない・・・・そんな妥協をしていたら、またたく間に経営が立ち行かなくなります。
僕も、毎日「これでいいのか?まだまだやる事はある!!!」・・・・と日々考えて、そして実践があるわけで、目先の結果に甘んじていては、持久力のある企業にはなっていかないであろう・・・・と考えております。
という事は、木下さんもダックスの一員として、精一杯仕事をしてもらわなくてはならないんです!
全てが商品、そしてお客様の車両・・・ですので、最善の注意が必要で、それを実践出来ない・・・・それはありえませんし、あってはいけない事、その時点で失格・・・です。
木下さんが1年半で、出来るようになった事。
1:車の横を通る時は、服のチャック等をこすらないように注意する。
2:水道のホースを持ったら、必ず手を洗ってから車両の水分を拭き取る。
3:掃除機を掛けるときは、掃除機のホースを両足に挟み、ステップ等にホースが当たらないように注意する。
4:社内の物は、絶対に触らない!どうしてもどかさなくてはならない場合は、必ず元の位置に戻す。
5:タイヤを拭いたタオルでは、絶対にボディは触らない。
6:ドアを開ける時、隣の車にぶつからないように注意する。

↑ホースを足に挟んで・・・・いつもこうやって掃除機を掛けます!
しかし、掃除機を掛ければ、吸い残しはありますし、電話の応対も不完全です。・・・というか店の応対ではない。単なるおじさんに大変身(悲)お客様に不快な思いをさせてしまったり・・・も何度かありました。
ちょっと油断すれば、シートを前に出さないで、掃除機を掛けたり・・・・。
まだまだやっていかなくてはならない部分は多々あります。
しかし、間違い無く日々成長しております!
朝出社すれば、黙って店内を掃き、
「何かやる事ありますか?」・・・とすぐに聞いて来て、
「何かしなくては!!!」・・・・という気持ちが出てきておりますし、
忙しそうならば、「明日勤務して別な日に休もうか?」・・・等と聞いてくれることもあります。
決して行き届いたサポートでなくとも、現場で1年半も経験すれば、仕事場の状況に適応してくるんですね!
まだまだ時間は掛かりますが、自動車業界でも雇用はきっとで可能なんだ・・・・と思います。
・・・・という事は、木下さんだけでなく、他の方々にも適材適所といえる方が沢山存在する・・・と考えます。
洗車、仕上げ、掃除機掛け・・・・このくらいの業務がこなせれば、じゅうぶんです。
障害者雇用・・・・かなり困難な事では・・・・と思えますが、時間を掛けて、日々業務を一緒にしていけば、少しずつ適応できるようになる・・・と思います。
日々の業務に必死で、世間の状況が上手に把握は出来ませんが、僕も少しでも役に立てるように、長く雇用できたら良いな・・・と思います!
しかし課題は山積みですね(悲)
じっくりゆっくり・・・ですよ^^
では^^
現在、障害者の方々を、自立支援する・・・という行政の流れがあるわけなんですが、施設のあり方と、取り組みに非常に大きなギャップがある・・・との事です。
実際に、僕は知的障害者更生施設に10年間勤め、措置制度から支援費制度に変わり、退職する頃には現在の「グランドデザイン案」・・・に移行しつつあるときでした。
施設にいる時は、障害の重い方から、軽い方まで様々でしたが、自立と言うことに関して、あまり取り組みはなかったのでは・・・・と思います。
テレビでは、施設と就労先の間の「就労訓練施設」の特集だったのですが、その施設で就労訓練をし(青果市場等)、何年間かの就労訓練を経て、企業に就職する・・・という形でした。
何名か、就職を実現している・・・との事。
当店では現在、木下さんという、1名の軽度の障害がある方を雇用しております。
僕と奥さん、そして木下さんで運営しているわけなんですが、既に就職して1年半が経とうとしております。
夫婦共に施設の勤務経験があるとはいえ、自営業で、しかもこんな不況(悲)
正直、木下さんにしっかりしたサポートが出来ているのか・・・?と言えば、野生で生きるのに精一杯で、専門的なサポートは出来てはいないと思います。
しかしながら、お客様に良い車両を販売する為の商売で、それ以外には目的は無く、とにかく販売しなくてはならない、とにかく綺麗にしなくてはならない、とにかく失敗は許されない・・・状況で1年半やって参りましたが、そこには「甘え」や「特別扱い」は皆無です。
特に最初は、「働く」・・・という基本的な事ですら、理解できていなかった・・・・状態で、サボってしまったり、すぐそこかしこが痛くなったり・・・・。
そして1年半経ちました。
仕事ですから、厳しい事も沢山言わなくてはなりません。
能力がないんだから仕方がない・・・・そんな妥協をしていたら、またたく間に経営が立ち行かなくなります。
僕も、毎日「これでいいのか?まだまだやる事はある!!!」・・・・と日々考えて、そして実践があるわけで、目先の結果に甘んじていては、持久力のある企業にはなっていかないであろう・・・・と考えております。
という事は、木下さんもダックスの一員として、精一杯仕事をしてもらわなくてはならないんです!
全てが商品、そしてお客様の車両・・・ですので、最善の注意が必要で、それを実践出来ない・・・・それはありえませんし、あってはいけない事、その時点で失格・・・です。
木下さんが1年半で、出来るようになった事。
1:車の横を通る時は、服のチャック等をこすらないように注意する。
2:水道のホースを持ったら、必ず手を洗ってから車両の水分を拭き取る。
3:掃除機を掛けるときは、掃除機のホースを両足に挟み、ステップ等にホースが当たらないように注意する。
4:社内の物は、絶対に触らない!どうしてもどかさなくてはならない場合は、必ず元の位置に戻す。
5:タイヤを拭いたタオルでは、絶対にボディは触らない。
6:ドアを開ける時、隣の車にぶつからないように注意する。

↑ホースを足に挟んで・・・・いつもこうやって掃除機を掛けます!
しかし、掃除機を掛ければ、吸い残しはありますし、電話の応対も不完全です。・・・というか店の応対ではない。単なるおじさんに大変身(悲)お客様に不快な思いをさせてしまったり・・・も何度かありました。
ちょっと油断すれば、シートを前に出さないで、掃除機を掛けたり・・・・。
まだまだやっていかなくてはならない部分は多々あります。
しかし、間違い無く日々成長しております!
朝出社すれば、黙って店内を掃き、
「何かやる事ありますか?」・・・とすぐに聞いて来て、
「何かしなくては!!!」・・・・という気持ちが出てきておりますし、
忙しそうならば、「明日勤務して別な日に休もうか?」・・・等と聞いてくれることもあります。
決して行き届いたサポートでなくとも、現場で1年半も経験すれば、仕事場の状況に適応してくるんですね!
まだまだ時間は掛かりますが、自動車業界でも雇用はきっとで可能なんだ・・・・と思います。
・・・・という事は、木下さんだけでなく、他の方々にも適材適所といえる方が沢山存在する・・・と考えます。
洗車、仕上げ、掃除機掛け・・・・このくらいの業務がこなせれば、じゅうぶんです。
障害者雇用・・・・かなり困難な事では・・・・と思えますが、時間を掛けて、日々業務を一緒にしていけば、少しずつ適応できるようになる・・・と思います。
日々の業務に必死で、世間の状況が上手に把握は出来ませんが、僕も少しでも役に立てるように、長く雇用できたら良いな・・・と思います!
しかし課題は山積みですね(悲)
じっくりゆっくり・・・ですよ^^
では^^
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