2022-11-01(Tue)
これで良いのか。。。世界は甘くない!
苦言。
レンタルカートと言う、モータースポーツの底辺であるこの競技に付いて。
先ずは・・・バトルレベルの低さ。
前回の全国大会では、途中でジャッジより注意が入りましたが、ぶつけても抜こうというあり得ないバトルが多発し、少々危険でした。
これは「勝てば良い」・・・という、スポーツマンシップに反したスタンスの選手が多いという事の現れであり、到底4輪では通用しない残念なレベルの低さです。
インを刺されたら寄せる・・・インに入った側も寄せる・・・接触。
無理矢理でも入る・・・当然接触。
これガード類がガチガチで速度も遅いレンタルカートだから大丈夫ですが、速度域の高いオープンホイールのレーシングカートであれば、横転の可能性が非常に高い。
大ケガ・・・下手すれば命を落とすかも知れない。
後ろから来たマシンを執拗にブロックする・・・これも×。
こんな事しても、後ろが上手いドライバーならあっさり抜きますよ(笑)
タイトラでもブロックしている選手がいましたからね・・・何をしたいんだか・・・もう少し競技の意味を教わった方が良い。
ましてや多額の費用が掛かる4輪のレースならば即刻クビになるわけです。
車を壊すようなドライバーに、マシンは乗らせられません。
ぶつけるのは「下手」な証拠ですので、致し方ない場合は除き、そうしないとバトル出来ない・・・ぶっちゃけ先は無いと思った方が良いです。
モータースポーツは、格闘技ではありませんし、格闘技でもルールは沢山あります。
こんな事をやっているようでは・・・将来プロのドライバーにはなれません。
勝てば良い・・・それはレースのあり方にも出てますね。
ポイントを競うあまりポイント合戦になり、本来予定に無かったはずのレースを追加開催したり。
ポイント制は同じ土俵なのに、重量規定がコースごとまちまちだったり。
前述した、レースのルールについてもしっかり指導されてなかったり。
フランスに行って感じた事。
世界のレベルは非常に高いです。
ペナルティギリギリの所を仕掛けてくる技術。
ジャッジにペナルティを取られるようなアホな事は彼らはしません。
本当にうまいですよ!
コータローも見事してやられました。
日本では上位にいられても、世界では真ん中より下。
だからマックスグランドファイナルの代表権は得ましたが、ポルトガル世界大会は辞退したんです。
フェステイバルはぶっちぎりでしたので、ひょっとしたらラッキーで勝てるかも知れませんが、そんな勝ちならば要りません。
腕のみで確実に勝ちたいですからね。
小学5年生のコータローですが、自分の実力の足り無さは良く分かってますし、チャラチャラせずに謙虚に練習に取り組んでおります。
正々堂々と戦って勝つことの難しさ厳しさ・・・良く分かっております。
もう少し、モータースポーツと言う競技を見直し、ルールの徹底、イコールコンディションの実現、その中で勝ちあがる・・・でないとコータローの二の舞になる事は間違いない。
我が家は、今年でレンタルカートのレースは終わりにして、来年はレーシングカートは1カテゴリーに絞り参戦、4輪の練習を取り入れて、後は海外のローカルレースに出れたら・・・腕を磨く事に集中します。
SWSのおかげで盛り上がって来たレンタルカート業界。
素晴らしい事ではありますが、中身を精査していかねば、世界に通用するドライバーは出て参りません。
最終的には、腕が評価され、あっさり振るい落とされます。
主催者側も、参加させる側も・・・その辺りを考えなくてはなりませんね。
非常に残念です。
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