2008-10-23(Thu)
知的障害者の受刑者に付いて。
昨夜、ニュースで現在の刑務所で受刑している人の22パーセントの人が知的障害者である・・・との報道がされておりました。
正直驚きました。
近頃は、知的障害受刑者の為の自立支援のカウンセリングや専門の刑務作業が出来ていたりと、刑務所側の対応は感心できるのですが、出所後の再犯率は非常に高い・・・・という現実があるようです。
結局、刑務所を出ても家族が引き取りを拒否したり、引き取り手が無かったりで生活に困り再度犯罪をしてしまう・・・・ということです。
刑務所に入る理由の殆どが、無銭飲食を繰り返したり、万引きを繰り返したり等の生活苦によるものとの事。
インタビューを受けている受刑者は、我々が勤めていた施設に入所されている方等と比較して、障害は軽い感じでしたが、
「仕事場で馬鹿にされて、嫌になって喧嘩して辞めた。友人からサラ金からお金を借りるように言われて借りてしまい、生活苦になり無銭飲食をした。」
我々が目指していた自立支援・・・・・。
本当にほど遠い事なんだ・・・・と強く感じました。
僕が施設勤務時代から目標としていた自立支援、現在実施している自立支援等本当に小さな物なんだと。
現在当社に勤務している、木下さん。
入社して1年1ヶ月。
最初の頃は、言う事を聞かなかったり、盗み食いしてしまったり問題は多々ありました。
現在でも、問題は沢山ありますが、少しずつ解決はしてきております。
もし、木下さんがリンデンハウスでは無く、地域で生活していたならば・・・・。
給料はすぐに使ってしまい、食べるに困り・・・・という形になるのでしょう。
45歳になってようやく、「当たり前の生活」とは何か・・・を実施し始めた感じがあります。
結構うるさく言いますよ!
僕は仕事にかなり集中しなくてはならない場面が多いので、ママさんが良く気が付くのでしっかり仕事の指導をしてくれております。
だからストレスは感じると思います。
しかし、地域での生活とは、当たり前の事がある程度出来なくては実現できないと思います。
特に当店は「お客様商売」です。
障害があろうが無かろうがそんなものはお客様には全く関係ないんです。
車に傷はつけない。
車は汚さない。
お客様には「いらっしゃいませ」を言う。
掃除機は時間が掛かっても綺麗に掛ける。
洗車用のホースは無理やり引っ張らない。
等など、仕事をするに当たって、守らなければいけない事柄が沢山存在します。
とにかくお客様を不快にしてしまったらそれだけで大変な事になりますから。
だから、「辛いだろうな・・・・」と思っても、怠惰的な失敗や能力的に絶対に改善できる・・・・ということに付いては厳しく追求いたします。
仕事ですものね。
しかし、一日中出来ないなりにも頑張っておりますよ!
ダックスは、一銭も補助金をもらって運営しているわけではありません。
売り上げが低下すれば即倒産します。
ダックスも競争が激しい野生で生きております!
ダックスも必死です!
だから障害の有無なんて関係ありません!
木下さんにとっては、福祉作業所とは違いますのでキツイかも知れません!
しかし、働いて労働対価を得る・・・・この状況が自立支援の一歩であり、これを継続する事で本当の自立につながるのでは・・・・と思います。
木下さんも野生で生きているのです。
これからも頑張っていこう!!!
今は営業するので精一杯でなかなか前には進めませんが、5年10年と経てば、もっともっと施設で学んだ事を生かせる時が来る事でしょう!!!
ゆっくり実現ですね^^
では^^
正直驚きました。
近頃は、知的障害受刑者の為の自立支援のカウンセリングや専門の刑務作業が出来ていたりと、刑務所側の対応は感心できるのですが、出所後の再犯率は非常に高い・・・・という現実があるようです。
結局、刑務所を出ても家族が引き取りを拒否したり、引き取り手が無かったりで生活に困り再度犯罪をしてしまう・・・・ということです。
刑務所に入る理由の殆どが、無銭飲食を繰り返したり、万引きを繰り返したり等の生活苦によるものとの事。
インタビューを受けている受刑者は、我々が勤めていた施設に入所されている方等と比較して、障害は軽い感じでしたが、
「仕事場で馬鹿にされて、嫌になって喧嘩して辞めた。友人からサラ金からお金を借りるように言われて借りてしまい、生活苦になり無銭飲食をした。」
我々が目指していた自立支援・・・・・。
本当にほど遠い事なんだ・・・・と強く感じました。
僕が施設勤務時代から目標としていた自立支援、現在実施している自立支援等本当に小さな物なんだと。
現在当社に勤務している、木下さん。
入社して1年1ヶ月。
最初の頃は、言う事を聞かなかったり、盗み食いしてしまったり問題は多々ありました。
現在でも、問題は沢山ありますが、少しずつ解決はしてきております。
もし、木下さんがリンデンハウスでは無く、地域で生活していたならば・・・・。
給料はすぐに使ってしまい、食べるに困り・・・・という形になるのでしょう。
45歳になってようやく、「当たり前の生活」とは何か・・・を実施し始めた感じがあります。
結構うるさく言いますよ!
僕は仕事にかなり集中しなくてはならない場面が多いので、ママさんが良く気が付くのでしっかり仕事の指導をしてくれております。
だからストレスは感じると思います。
しかし、地域での生活とは、当たり前の事がある程度出来なくては実現できないと思います。
特に当店は「お客様商売」です。
障害があろうが無かろうがそんなものはお客様には全く関係ないんです。
車に傷はつけない。
車は汚さない。
お客様には「いらっしゃいませ」を言う。
掃除機は時間が掛かっても綺麗に掛ける。
洗車用のホースは無理やり引っ張らない。
等など、仕事をするに当たって、守らなければいけない事柄が沢山存在します。
とにかくお客様を不快にしてしまったらそれだけで大変な事になりますから。
だから、「辛いだろうな・・・・」と思っても、怠惰的な失敗や能力的に絶対に改善できる・・・・ということに付いては厳しく追求いたします。
仕事ですものね。
しかし、一日中出来ないなりにも頑張っておりますよ!
ダックスは、一銭も補助金をもらって運営しているわけではありません。
売り上げが低下すれば即倒産します。
ダックスも競争が激しい野生で生きております!
ダックスも必死です!
だから障害の有無なんて関係ありません!
木下さんにとっては、福祉作業所とは違いますのでキツイかも知れません!
しかし、働いて労働対価を得る・・・・この状況が自立支援の一歩であり、これを継続する事で本当の自立につながるのでは・・・・と思います。
木下さんも野生で生きているのです。
これからも頑張っていこう!!!
今は営業するので精一杯でなかなか前には進めませんが、5年10年と経てば、もっともっと施設で学んだ事を生かせる時が来る事でしょう!!!
ゆっくり実現ですね^^
では^^
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