2013-01-12(Sat)
体罰・・・自殺・・・どうしても安易に感じるのは僕だけでしょうか。
体罰を受けて高校生が自殺。
運動部と言うことで確かにしごきはあったとは思いますが、体罰をした教師は勿論良くないにしろ、
辛い=自殺・・・と言う、最悪の選択が最近非常に多い事がとても残念でなりません。
僕達の感覚からすると、一番怖い事は「死ぬ」事。
命があるから色々な挑戦も出来る。
様々な困難を乗り越える事も出来る。
喜ぶ事も愛する事も出来る。
なのになぜすぐにそう言う選択になってしまうのか。
今回の子供だって、長い人生の中でのたった一瞬の出来事だったのに。
確かに辛いでしょう。
でもね。
死んでしまったら、そこで全てがおしまい。
そんな選択は絶対にするべきではないです。
僕は良く子供たちに話します。
乱暴な子や、結構陰湿ないじめ的な事もあるようですが、
「学校の頃の事は、毎日辛いかも知れないけれど、本当に一瞬の事なんだから悲しむ事はないんだ!何かあればパパがどんな事をしたって助けてあげるから安心しなさい!それに人ってのは大人になってからが勝負!小さい時にウザイ!とかキモイ!とか言われたとしても、大人になって素敵な人間になれば全て良し^^お友達がいじめられていたら嫌でしょ!そう言う気持ちが分かる子ならば、素敵な大人になれると思うよ^^それにいじめる子達はいずれ自分が同じ思いをするようになる!」・・・・と良く話をします。
子供の頃には、良くあることですよね。
子供は残酷ですもんね。
でも、そのたった一瞬の出来事でも子供にとっては大問題。
そんなときに、大人が全身全霊で事柄を良く把握し、本気で子供の味方をしてあげられたら、そう言う最悪の選択もしなくて済んだかも知れません。
愛のムチは別としても、腹いせの体罰や弱いものいじめは本当にくだらない事。
いじめるような子は、あんまり良い大人にはならないのでは・・・と思います。
またそう言った子が親になれば、同じ事を繰り返す環境になるわけです。
子供の頃は非常に狭い世界。
しかし、世の中広いんです!
ましてや小学校の頃の事なんて、本当に些細な事で、逆にそんな頃の出来事が大人になって評価される事なんてまずないですよね。
威張っていたガキ大将が立派な大人になる?・・・限りませんよね。と言うか確率は低いんではないでしょうか。
それよか体が小さくて、コンプレックスがあったような子の方が、努力をして広い世界で成功する確率の方がはるかに高いんだと思います。
スポーツ選手もそう言う人が多いですよ。
仲間がいなければ何にも出来ないような子は、成功しないんでは?・・・と僕的には感じております。
自分を信じる事はストイックさも必要。
大人になれば責任逃れ出来ない孤独な部分に耐えていかねばなりませんので。
何か一つの事をやるには、犠牲の精神や我慢や、人の気持ちを理解する心も必要。
それは、学校を出て社会と言う広い世界で打ちひしがれながら学んでいくものですので、勝負は本当に大人になってからなんですね。
子供の頃は、周りの大人・・・先生も保護者も含めて要するに環境は本当に大切です。
最悪の選択をしないように大人が見守らなくてはなりませんね!
本当に残念でなりません!
子供は宝ですから。
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