2008-07-10(Thu)
今朝テレビを見て・・・。
昨日終了した「洞爺湖サミット」。
先進国と、新興国が結果何も進展もないまま、お茶を濁したような形で終了したように感じました!
CO2削減の問題、原油高騰の問題・・・・あれだけの経費を掛けて、なんの進展も感じられない・・・物価の高騰に苦しんでいる一般の方は一体どうなるのか・・・・。
みんな、自国のことしか考えていない・・・・そんな気がしたのは僕だけでしょう・・・。
そして、佐賀で発生した警察官の職務質問を受けた際に起こった知的障害者の方の死亡事件に判決が下されました。
警察官に暴行はなかった・・・・という目撃証言をもとに法律を逸脱した保護(制止)ではなかった・・・との判決です。
意見は色々あろうかと思いますが、知的障害者の更生施設の現場に10年近く勤務した僕の見方は、弱者を制止=警察官が悪い・・・・という考え方には?マークがつくと感じます。
車道を蛇行している自転車がいれば、職務質問しますよね。仕事ですから。
暴れだせば、制止しますよね。危険です。ご本人も警察官も、周りの人たちも。
確かに、亡くなってしまった事はこの上なく無念であると思います。
僕もパニックを起こした知的に障害のある、精神疾患も持っている方がパニックを起こしてしまった際に、4時間以上制止したことがあります。
1対1で。(周りは女性職員ばかりで僕一人で制止することに・・・)
本心を言うと、殺される・・・とまで感じた、非常に長い4時間でした。
彼らは、そういう時は尋常ではない力を出しますので、仕事とはいえ非常に恐ろしかったのを鮮明に覚えております。
最後の方は、何度も暴れだすその方を制止しきれず、机の角に体をぶつけてしまい怪我をさせてしまいました。
当時は、フルコンタクト空手を現役でやっており、体重も70キロ、毎日ベンチプレスやスクワットをやり、試合にも多数出場していた体力にも自信があった頃でしたが、それでも体力の限界で、手はしびれ、体中に引っかき傷、手の平からは血を出して・・・。
その際に辞表を出しました。
「俺はなんでこんな仕事をしているんだろう・・・・」と非常に疑問に思いました。
警察官が5人がかりで制止・・・というのは決して大げさな事ではない・・・と思います。
現場では自傷行為もあったかも知れませんし、怪我をさせないように・・・となるべく保護しようとしたのだが、予想以上に暴れてしまい・・・・というのが状況かな・・・とテレビからの情報と、僕の経験から・・・はそう感じました。
そこで残念なのは、警察官にもう少し知的に障害のある方の特徴などを把握していれば、話などで落ち着かせられたり・・・という可能性もあったのかな・・・と思います。
しかし、死亡原因とその保護の状況の因果関係がない・・・というのは少しおかしいな、と思います。
やはり保護の際の状況も死亡の原因に関係していると思います。
そこに暴力行為が無かったにしろ、怪我もしておられるので、その当たりはもう一度見直すべきでは・・・と思いました。
ダックス開業当時からの目標である、施設内ではなく一般の企業で仕事をしっかりして、能力分働き、地域で生活する・・・・そんな気持ちで障害のある方を雇用しておりますが、今回の事件は地域と障害のある方との温度差を感じずにはいられない残念な事件でした。
障害者の地域生活、自立支援・・・・決して綺麗ごとでは済まされません。
僕も、このことを真剣に受け止めて、今後もやっていこうと思います。
難しい問題です。
先進国と、新興国が結果何も進展もないまま、お茶を濁したような形で終了したように感じました!
CO2削減の問題、原油高騰の問題・・・・あれだけの経費を掛けて、なんの進展も感じられない・・・物価の高騰に苦しんでいる一般の方は一体どうなるのか・・・・。
みんな、自国のことしか考えていない・・・・そんな気がしたのは僕だけでしょう・・・。
そして、佐賀で発生した警察官の職務質問を受けた際に起こった知的障害者の方の死亡事件に判決が下されました。
警察官に暴行はなかった・・・・という目撃証言をもとに法律を逸脱した保護(制止)ではなかった・・・との判決です。
意見は色々あろうかと思いますが、知的障害者の更生施設の現場に10年近く勤務した僕の見方は、弱者を制止=警察官が悪い・・・・という考え方には?マークがつくと感じます。
車道を蛇行している自転車がいれば、職務質問しますよね。仕事ですから。
暴れだせば、制止しますよね。危険です。ご本人も警察官も、周りの人たちも。
確かに、亡くなってしまった事はこの上なく無念であると思います。
僕もパニックを起こした知的に障害のある、精神疾患も持っている方がパニックを起こしてしまった際に、4時間以上制止したことがあります。
1対1で。(周りは女性職員ばかりで僕一人で制止することに・・・)
本心を言うと、殺される・・・とまで感じた、非常に長い4時間でした。
彼らは、そういう時は尋常ではない力を出しますので、仕事とはいえ非常に恐ろしかったのを鮮明に覚えております。
最後の方は、何度も暴れだすその方を制止しきれず、机の角に体をぶつけてしまい怪我をさせてしまいました。
当時は、フルコンタクト空手を現役でやっており、体重も70キロ、毎日ベンチプレスやスクワットをやり、試合にも多数出場していた体力にも自信があった頃でしたが、それでも体力の限界で、手はしびれ、体中に引っかき傷、手の平からは血を出して・・・。
その際に辞表を出しました。
「俺はなんでこんな仕事をしているんだろう・・・・」と非常に疑問に思いました。
警察官が5人がかりで制止・・・というのは決して大げさな事ではない・・・と思います。
現場では自傷行為もあったかも知れませんし、怪我をさせないように・・・となるべく保護しようとしたのだが、予想以上に暴れてしまい・・・・というのが状況かな・・・とテレビからの情報と、僕の経験から・・・はそう感じました。
そこで残念なのは、警察官にもう少し知的に障害のある方の特徴などを把握していれば、話などで落ち着かせられたり・・・という可能性もあったのかな・・・と思います。
しかし、死亡原因とその保護の状況の因果関係がない・・・というのは少しおかしいな、と思います。
やはり保護の際の状況も死亡の原因に関係していると思います。
そこに暴力行為が無かったにしろ、怪我もしておられるので、その当たりはもう一度見直すべきでは・・・と思いました。
ダックス開業当時からの目標である、施設内ではなく一般の企業で仕事をしっかりして、能力分働き、地域で生活する・・・・そんな気持ちで障害のある方を雇用しておりますが、今回の事件は地域と障害のある方との温度差を感じずにはいられない残念な事件でした。
障害者の地域生活、自立支援・・・・決して綺麗ごとでは済まされません。
僕も、このことを真剣に受け止めて、今後もやっていこうと思います。
難しい問題です。
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