2012-05-15(Tue)
障害者雇用・・・・腹を割って話をしようぜ!
当店のホームページアドレスが本来の物に戻りました^^
↓ガレージダックスホームページ
http://www.garage-ducks.com/
実習のEジ君が来て早1ヶ月。
とても良く出来るし、良い子なのですが、なかなか難しい部分が浮き彫りに。
でも、これからが勝負!・・・と言うところまで来ております。
要するに、僕達から本人が逃げずに変われるか、変われないかの分かれ道・・・と言う所までですね。
当店は、たまたま僕とママさんが知的障害者施設に長年勤めていたので、そして店長も彼らに理解があるし、差別はせずに関わってくれるので、現在の事が実現しているわけなのですが、あくまで一般企業。
福祉施設ではありませんので、「仕事」という部分に関しては、木下さんやEジ君に歩み寄るわけには行きません。
木下さんの場合は、5年間当店で雇用しておりますし、店長も当店の外注さんをしている時から良く知っておりますので、気心知れた感じなのですが、Eジ君はまだ当店に来て一ヶ月。
慣れてはいないと思いますが、「就職する」事が前提での実習ですので、厳しいことも伝えていかなくてはなりません。
当店は、誰の為に存在するのか、誰の為に仕事をするのか・・・と言う一番大切な部分だけは心得ておかなくてはなりません。
今日、こんな事がありました。
鑑定書・・・って皆さんお分かりになると思います。
在庫車両に鑑定をO崎さんにしてもらい、その結果が鑑定書となって一枚一枚封書となって送られてくるのですが、今日ママさんが整理する為に、木下さんとEジ君に、「鑑定書をビニールから出して」・・・とお願いをしました。
すると、ビニールから出しておいて・・・と言う依頼にも関わらず、なぜか鑑定書を全てビリビリに破いてしまったのです。
おそらく先日、不要な書類をシュレッダーにかける作業をしたので勘違いをしたのかも知れません。
勿論、強く叱りました。
特にEジ君は勝手な判断で、作業を進めてしまいあらぬ方向に行ってしまうことが非常に多いです。
Aという事をやってくれ・・・と言う依頼に対し、作業上必要でない事まで勝手な判断で実施してしまうのです。
言われた物以外まで捨ててしまったり等もありました。
そして、作業中も僕や店長、ママさんがどこにいるかを常に気にしており、不在の際はガレージで胡坐をかいて座っていて、僕らの姿を見るや否や急いで立ち上がったり。
木下さんも一緒になってそうなるので非常に厄介なんです。
要するに、見ている時と、見ていないときに態度の違いがある・・・と言うことなのです。
・・・と言うことは、作業も安心して任せることは出来ないという結論に現状ではなりますね。
ひょっとしたら来なくなってしまうかもしれない・・・と感じましたが、今日はハッキリ注意しました。
「我々は、ずるい所があるのも分かっている。見ていないようでしっかり見ている!作業もハッキリ言ってレベルは非常に低い。自分はまだまだ出来ないんだ!・・・と、その部分を認めて、正直な気持ちで作業に取り組めないならば当店では続かない。能力が低くたって良い!必死になる気持ちが無いならばダメなんだよ!勝手な判断で勝手な事をして叱られて嫌かも知れないが、そこで逃げたら何も変わらない!今まではそうやって逃げて済んだかも知れないが、いつまでもそんなことをしていたら一生成長はしないんだ!」・・・と伝えました。
仕事が長続きせずに、全てを途中で辞めている。
今までの職場にも問題はあったかも知れませんが、職場だけが原因では無いと思います。
辛い事があれば、どうしても自分の都合の良いように解釈して済ませてしまう。
そして周りの人々もそれを全て鵜呑みにして「かわいそうだから・・・」とちゃんと何があったかも調べず助けようとする・・・この悪循環が、そういった問題を助長する事になっているのは明白です。
知的な障害のある方々が就労するのは容易なことではありません。
それは、長年現場にいて良く分かりますが、実際問題として知人の所属する食品会社では毎年障害のある方々を実習生として受け入れ、就職してもOKですよ!・・・と前向きに検討しても、障害者側から断る・・・なんて言うことも事実としてあるので、企業側も積極的な所もあるはずなんです。
朝早いから・・・とか、仕事が大変だから・・・とか、当たり前のそんな理由で辞めてしまう・・・そしてそれを精査せずに認めて同調してしまう事に、彼らの将来を見出せるとはどうしても思えないんです。
誰だって生きていく事は辛いでしょ。
確かに出来る事出来ない事はあるでしょう。
それも良く分かっております。
でも、出来る範囲で精一杯頑張ろうとするメンタルを持たなければ「逃げ」の一生に終始するのではと考えます。
僕も死ぬほど辛い時もあります。
商売なんてやめてしまいたい・・・なんて考える事もあります。
でも、一人の大人として、親として、仕事を精一杯する、それが人として・・・だと考えるから、心が折れても自分を鼓舞して頑張れるんではないでしょうか。
僕に伝えられる事は少ないと思います。
現場経験は長くとも、教員免許はあれど福祉の資格があるわけではありません。
専門的な事は分からない部分も多々あるとは思います。
しかし、僕自身が正しいかは分かりませんが、一般の企業で就労する為にしなくてはならないこと位は、苦難を乗り越える為に初志貫徹で頑張る事位は伝えられると思います。
おそらく・・・殆どが「いいよ。大丈夫だよ」・・・と良い所だけを見てくれる人々が多い中、ハッキリと注意される事も少ないことでしょう。
でも、出来ていないものは出来ていない、ダメなものはダメ・・・としっかり伝える事が本人の為ですし、これからの長い人生で必要な事だと思います。
僕の両親、ママさんの両親、先輩、友人・・・周りの方々が僕にそう教えてくれたから今の僕がある。
雇用者側云々ではなく先輩として今後も伝えて行きたいと思います!!!
頑張れ!!!
当店のホームページアドレスが本来の物に戻りました^^
↓ガレージダックスホームページ
http://www.garage-ducks.com/
↓ガレージダックスホームページ
http://www.garage-ducks.com/
実習のEジ君が来て早1ヶ月。
とても良く出来るし、良い子なのですが、なかなか難しい部分が浮き彫りに。
でも、これからが勝負!・・・と言うところまで来ております。
要するに、僕達から本人が逃げずに変われるか、変われないかの分かれ道・・・と言う所までですね。
当店は、たまたま僕とママさんが知的障害者施設に長年勤めていたので、そして店長も彼らに理解があるし、差別はせずに関わってくれるので、現在の事が実現しているわけなのですが、あくまで一般企業。
福祉施設ではありませんので、「仕事」という部分に関しては、木下さんやEジ君に歩み寄るわけには行きません。
木下さんの場合は、5年間当店で雇用しておりますし、店長も当店の外注さんをしている時から良く知っておりますので、気心知れた感じなのですが、Eジ君はまだ当店に来て一ヶ月。
慣れてはいないと思いますが、「就職する」事が前提での実習ですので、厳しいことも伝えていかなくてはなりません。
当店は、誰の為に存在するのか、誰の為に仕事をするのか・・・と言う一番大切な部分だけは心得ておかなくてはなりません。
今日、こんな事がありました。
鑑定書・・・って皆さんお分かりになると思います。
在庫車両に鑑定をO崎さんにしてもらい、その結果が鑑定書となって一枚一枚封書となって送られてくるのですが、今日ママさんが整理する為に、木下さんとEジ君に、「鑑定書をビニールから出して」・・・とお願いをしました。
すると、ビニールから出しておいて・・・と言う依頼にも関わらず、なぜか鑑定書を全てビリビリに破いてしまったのです。
おそらく先日、不要な書類をシュレッダーにかける作業をしたので勘違いをしたのかも知れません。
勿論、強く叱りました。
特にEジ君は勝手な判断で、作業を進めてしまいあらぬ方向に行ってしまうことが非常に多いです。
Aという事をやってくれ・・・と言う依頼に対し、作業上必要でない事まで勝手な判断で実施してしまうのです。
言われた物以外まで捨ててしまったり等もありました。
そして、作業中も僕や店長、ママさんがどこにいるかを常に気にしており、不在の際はガレージで胡坐をかいて座っていて、僕らの姿を見るや否や急いで立ち上がったり。
木下さんも一緒になってそうなるので非常に厄介なんです。
要するに、見ている時と、見ていないときに態度の違いがある・・・と言うことなのです。
・・・と言うことは、作業も安心して任せることは出来ないという結論に現状ではなりますね。
ひょっとしたら来なくなってしまうかもしれない・・・と感じましたが、今日はハッキリ注意しました。
「我々は、ずるい所があるのも分かっている。見ていないようでしっかり見ている!作業もハッキリ言ってレベルは非常に低い。自分はまだまだ出来ないんだ!・・・と、その部分を認めて、正直な気持ちで作業に取り組めないならば当店では続かない。能力が低くたって良い!必死になる気持ちが無いならばダメなんだよ!勝手な判断で勝手な事をして叱られて嫌かも知れないが、そこで逃げたら何も変わらない!今まではそうやって逃げて済んだかも知れないが、いつまでもそんなことをしていたら一生成長はしないんだ!」・・・と伝えました。
仕事が長続きせずに、全てを途中で辞めている。
今までの職場にも問題はあったかも知れませんが、職場だけが原因では無いと思います。
辛い事があれば、どうしても自分の都合の良いように解釈して済ませてしまう。
そして周りの人々もそれを全て鵜呑みにして「かわいそうだから・・・」とちゃんと何があったかも調べず助けようとする・・・この悪循環が、そういった問題を助長する事になっているのは明白です。
知的な障害のある方々が就労するのは容易なことではありません。
それは、長年現場にいて良く分かりますが、実際問題として知人の所属する食品会社では毎年障害のある方々を実習生として受け入れ、就職してもOKですよ!・・・と前向きに検討しても、障害者側から断る・・・なんて言うことも事実としてあるので、企業側も積極的な所もあるはずなんです。
朝早いから・・・とか、仕事が大変だから・・・とか、当たり前のそんな理由で辞めてしまう・・・そしてそれを精査せずに認めて同調してしまう事に、彼らの将来を見出せるとはどうしても思えないんです。
誰だって生きていく事は辛いでしょ。
確かに出来る事出来ない事はあるでしょう。
それも良く分かっております。
でも、出来る範囲で精一杯頑張ろうとするメンタルを持たなければ「逃げ」の一生に終始するのではと考えます。
僕も死ぬほど辛い時もあります。
商売なんてやめてしまいたい・・・なんて考える事もあります。
でも、一人の大人として、親として、仕事を精一杯する、それが人として・・・だと考えるから、心が折れても自分を鼓舞して頑張れるんではないでしょうか。
僕に伝えられる事は少ないと思います。
現場経験は長くとも、教員免許はあれど福祉の資格があるわけではありません。
専門的な事は分からない部分も多々あるとは思います。
しかし、僕自身が正しいかは分かりませんが、一般の企業で就労する為にしなくてはならないこと位は、苦難を乗り越える為に初志貫徹で頑張る事位は伝えられると思います。
おそらく・・・殆どが「いいよ。大丈夫だよ」・・・と良い所だけを見てくれる人々が多い中、ハッキリと注意される事も少ないことでしょう。
でも、出来ていないものは出来ていない、ダメなものはダメ・・・としっかり伝える事が本人の為ですし、これからの長い人生で必要な事だと思います。
僕の両親、ママさんの両親、先輩、友人・・・周りの方々が僕にそう教えてくれたから今の僕がある。
雇用者側云々ではなく先輩として今後も伝えて行きたいと思います!!!
頑張れ!!!
当店のホームページアドレスが本来の物に戻りました^^
↓ガレージダックスホームページ
http://www.garage-ducks.com/
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